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Relay 中継輸送

中継輸送

■中継輸送

当社は「中継輸送」を推進しています。
「中継輸送」とは中継輸送は、トラックの長距離運行を複数のトラックドライバーで分担する輸送形態であり、日帰り勤務を可能とすることにより労務負担の軽減や人手不足の緩和に資する方法のひとつとして注目されています。(国土交通省参照ページ
当社が行っている中継輸送は長距離・長時間の輸送を中継地でトラックはそのままでドライバーが交代する輸送方式です。
上記以外にも、トレーラーヘッドを交換する方式や、途中の倉庫へ一度荷物を降ろして別のトラックへ積み直す方式など様々です。
中継輸送により、今までの車中泊を伴う長距離の業務から毎日自宅へ帰ることのできる業務へ、勤務内容の見直しをすることで2024年問題などのドライバーの働き改革への対応や、さらに短時間勤務の新規就労によるドライバーの増加も期待されています。

■中継輸送での変化

■Before

当社が行っている三重県の業者との中継輸送の実例ではもともと、三重県と広島県を結ぶ往復約1000kmを休憩休息含めて30時間ほどかけて運行しておりました。
このため毎日運行があるので、月水金、火木と別々の乗務員を用意する必要があり、乗務員の確保に苦労していました。

1日目
 13時:三重県を出発
 17時:兵庫県のSAに到着、休息をとる
2日目
 01時:兵庫県のSAを出発
 05時:広島県の目的地に到着、荷役作業
 09時:広島県を出発、道中に休憩を挟みつつ
 19時:三重県に帰着

 
中継輸送前

時間はイメージです。

■After

岡山県で中継することで、三重県の乗務員は休憩含めて12時間ほどで日帰りできるようになり、当社の乗務員も岡山県と広島県の往復ですので、両社の乗務員が毎日日帰りできる良い関係になりました。
このためお互い1名ずつの乗務員で運行を行うことができ、日帰りの運行のため、乗務員の調整も容易になりました。

当社の乗務員
 03時:岡山県を出発
 05時:広島県の目的地に到着、荷役作業
 09時:広島県出発、道中に休憩を挟みつつ
 11時:岡山県に帰着
協力会社の従業員
 10時:三重県を出発、道中に休憩を挟みつつ
 16時:岡山県に到着
 17時:岡山県を出発、道中に休憩を挟みつつ
 22時:三重県に帰着

 
中継輸送後

時間はイメージです。

たすきリレー便

■たすきリレー便のロゴマーク

2023年、当社は「たすきリレー便」のロゴマークを作成しました。
当社は中継輸送を協力会社と行っており、中継輸送に使用するトラックへこのロゴマークを表示するようにしました。
これには当社だけで2024年問題等のドライバーの労働環境改善を行うのでなく、協力会社と一丸となって取り組み、かつ大切な荷物を駅伝のたすきのように協力して繋いでいくという思いが込められております。
また、たすきには表と裏があるように、当社と協力会社それぞれの色をデザインすることで多様な協力会社とつながり続けていきます。

たすきリレー便

掲載歴・取材歴

■2024年

■2023年

■2020年